幼稚園で英語導入した時のプロセス(カリキュラム)

今年(英語取組開始年)の10月から外部の英語教育プログラムを導入することにしました。

理由は2つ。

インターン生の子が短期で入れ替わるから、それを補完するための一貫したカリキュラムが必要だと感じたこと

・本当に言語としての力にするためには、やっぱりきちんと計画的に開発された教育が欲しいと思ったこと

 

まずは4月以降のタイムライン

4月

・情報収集始める

5月

ECCGrapeSeedBrownEnglishにそれぞれアプローチする

ECC:プロ講師を幼稚園に派遣してくれる。授業回数は選択可能。外国人講師と日本人講師で選択も可能。

※GrapeSeed:4歳児以上対象。毎日40分。外国人講師/ネイティヴレベルスピーカーによるクラスで授業中はNo Japanese。クラス内でのInteractive Trainingと家庭でのRepeatの組み合わせで完成するカリキュラム。小学校4年生で基本的な日常会話はネイティヴの人と会話できる程度。

※BrownEnglish:3歳児以上対象。毎日15~20分を想定。タッチパネルを使用した教材で、日本人教諭でも英語を教えられるように製作されてる。

ECCは話をお聞きしたけれど費用の高さ/派遣型であることから候補外になる。

6月

・GrapeSeedの導入園を見学(静岡)

7月

・BrownEnglishの直営教室を見学

・GrapeSeedの導入園を見学(神奈川)

8月

・導入プログラムをBrownEnglishに決定

9月

・タッチパネルと専用パソコンを購入

・インストラクターによるスタート研修

 

 

Brown Englishを選択した理由

結局GrapeSeedとの二者択一でBrown Englishを導入することにしました。この2つは全く性質が違ってカリキュラムの比較結果というよりも、現在の幼稚園の環境に適合したのがBrownの方だったという感じです。

・担任の先生たちが担当できる

このカリキュラムを進めるのに必要なのは「🙅instractor 🙆guide」と言っていた。幼稚園での英語導入の目的は「英語は楽しい!」と子どもたちに知ってもらうこと。そのためには先生たちが積極的で無ければいけないし、幼稚園全体で取り組みたかった。

・導入コストが比較的低い

初期費用として機材にはお金がかかるけれども運営費が安かった。GrapeSeedは、講師には雇用と派遣があったけれど、やっぱり「人」だからお金は継続してかかる。

・導入リスクが比較的低い

クラスの質がとても属人的になるGrapeSeedに比べて、失敗のリスクが低い。

 

ちなみに、GrapeSeedのカリキュラム開発の元になった幼稚園を見学してきたのだけれど、英語クラス自体はもちろん、理念も保育環境もとても魅力的だった。

子どもたちに「本物」を届けるということ。

 

カリキュラムを決定するまでの流れはこんな感じでした。